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1.英語学習を生活に取り込む
英語学習を生活に取り込んでしまい、日常生活の一部にしてしまいましょう。僕自身がもう20年以上続けてきた方法で、今でも続けています。ジワジワと確実に上達します。具体的なやり方はこの後で解説します。
2.学習仲間を作る
同好の士がいると、学習を続けやすいものです。僕が経営する語学学校の卒業生たちも、卒業後も進捗を報告しあって、お互いを刺激しあっています。自分よりも下手だった人がメキメキ上達するのを見ると焦りを感じて頑張りますし、もっとずっと上手な人がさらなる努力を続けているのを見ると、これまた強い刺激を受けるものです。今ではミートアップのような集まりもありますから、工夫を凝らして学習仲間を作り、お互いを刺激しあうことをオススメします。
3.学習記録を残す、シェアする
もう一つ有効なのは学習記録を残し、それをシェアすることです。ソーシャルメディアに「今日は単語20個覚えて、ドラマを1本観た!」などと報告している人もいますし、ブログなどに読んだ英語書籍のレビューを公開している方もいます。これらも読んでいるととても刺激になります。学習の進捗を共有するためだけのアプリも存在しますので、こういったアプリで進捗を共有するのも良いでしょう。
4.ゴールを設定する
具体的なゴールがあると継続しやすいですから、自分にあった具体的なゴールを設定しましょう。「海外旅行に行った時に困らないように」とか「英語でプレゼンテーションができるように」といったものでもよいでしょうし、英検の2級に合格するとか、TOEICで800点取るなどといったゴールでもよいでしょう。自分のその時々のレベルに応じたゴールを設定してみてください。
5.実践の場を設けよう!
実際に英語を使う場を設けて、使ってみましょう。こうしないと、一体、自分の英語が通用するのかどうか判断しようがないからです。オンライン英会話や、ミートアップなどを利用してもいいでしょう。このコラムで何度も言い続けていますが、うまくなってから使うのではなく、何度も実際に使いながら勉強方法を工夫していくのが一番の近道です。
6.短期的な結果を求めない
語学学習というのは、どうしても時間がかかるものです。ですので、あまり短期的な結果を求めないようにしましょう。これは語学だけではなく、スポーツなどにも当てはまりますが、目に見えて上達を感じられるのは初心者のうちだけです。最初から腹をくくって取り組みましょう。
7.邪魔を排除する
21世紀における学習継続の最大の敵は、スマートフォンの通知です。スマホの通知が鳴ると、どうしても気になって手に取ってしまい、そこからダラダラとどうでもいいものを見始めてしまうものです。ですので、勉強中は思い切ってスマホの通知をオフにして、カバンの中にでも放り込んでおきましょう。これ、本当に大事です。驚くほど効率が落ちますので、勉強中は通知オフで行きましょう。
8.時おり、休息も入れる
毎日修行のようにずっと勉強していると、どうしても勉強疲れが溜まってきて、段々と嫌気がさしてきます。なので時々意識的にリフレッシュしましょう。スポーツだって休息が大事ですが、語学学習だって同じです。人間はそんなに長いこと集中力を持続できないものです。
ではここで、具体的に英語学習を生活に取り込む方法をいくつか紹介します。僕自身が実際にやってきたことばかりですし、英語が堪能な人はほぼ例外なくこんな感じで生活しています。
1.スマートフォンやパソコンの設定を英語にする
パソコンやスマホの設定を全て英語にしてしまいましょう。また、ソーシャルメディアやグーグル表示設定なども全て英語にしてしまいます。すると「あ、これってこういう言い方するのか!」という発見が多くあるものです。
銀行でお金をおろす時にはATMの案内を英語にするくらい徹底すると、英語への出会いがドンドン増えます。「勉強は机に向かってやるもの」などと杓子定規に考えず、意識せずに英語に触れる環境を作るのがポイントです。
2.英語で情報収集する
朝ご飯を食べながらニュースを見るときにも、英語で視聴しましょう。上級者向けだと思うかもしれませんが、映像を見ながら、なおかつ英語字幕を表示させて視聴すればそこまでハードルは高くありません。TOEIC600点程度から、十分可能な学習方法です。
3.歩いているときはPodcastかオーディオブック
僕はワークアウトしているときや犬の散歩をしているときも、英語で、おもにトーク番組などのPodcastを聴いています。別に勉強という意識もありません。また、オーディオブックも非常に有効です。アマゾンやアップルのiBookなどで購入可能です。スマホ一つで完結しますので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
4.電車内は読書
電車内では英語の書籍を読むことをオススメします。僕が日本で英語学習をしていた頃にはまだ電子書籍なんて世の中に存在しませんでしたが、それでも往復は英語の書籍を読むようにしていました。現在は電子書籍リーダーひとつでどこでも読書が可能です。タップ一つで単語の意味も調べられるので非常に便利です。東京都内で働く人の平均通勤時間は片道58分です。往復を読書に使えば、1日2時間近くの読書が可能です。
5.夜は海外ドラマ
夜、家に帰ったら、海外ドラマを観てみましょう。英語字幕を出して見れば、少々リスニングが弱くてもストーリーは十分に追えます。ドラマの類は、日常的な表現を獲得するのに非常に有効な方法です。
いかがでしょうか?
勉強とそれ以外をあまり分けて考えず、生活にうまく取り込んでしまうのがポイントです。そして仲間を作り、切磋琢磨しながら進めましょう。張り切って英語雑誌の購読なんか始めてしまうと挫折するのがオチですから、自分のその時々のレベルにあったコンテンツを楽しみながら進めてみてください。
なんと言っても、楽しんで取り組むのが一番です。楽しくないことは、どうしても続かないからです。楽しめるようにする工夫はいくつかありますが、英語を学ぶというよりも、英語は単なるツールと考えて、英語を使って自分の興味のあることに取り組むのが有効です。スポーツが好きなら、スポーツに関することを読んだり聴いたりしてみればいいですし、テクノロジーが好きならそうしたことから始めるとよいでしょう。
海外ドラマの視聴を中心に勉強を進めても全く構いません。とにかく続かないことには意味がないですから、楽しんで続けられる方法を自分なりに考えてみてください。
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