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北千里駅(きたせんりえき)は、大阪府吹田市古江台にある、阪急電鉄千里線の駅。駅番号はHK-95。
1967年(昭和42年)3月1日 - 千里線の南千里駅 - 北千里駅間延伸により開業[2]。日本初の自動改札機設置[3]。なお、仮駅名は「北千里山駅」であった[4]。
1969年(昭和44年)12月6日 - 大阪市営地下鉄堺筋線開業に伴い、当駅までの相互直通運転開始。
1972年(昭和47年) - 自動改札機を定期券と普通乗車券共用の磁気券型に更新[5]。
1967年(昭和42年)の開業と同時に、日本では初めてとなる自動改札機(オムロン、旧・立石電機製)が設置された。当初は定期券用と普通乗車券用とで改札の方式が異なり、定期券はパンチカード方式、普通乗車券は磁気券(バーコード)方式を採用していた[5]。その後定期券も磁気券方式を採用し、1972年(昭和47年)には定期券・普通乗車券共用の自動改札機に更新されている[5]。
2007年(平成19年)11月27日には、鉄道向け自動改札システムの開発・実用化に関して、電気・電子・情報・通信分野における世界最大の学会であるIEEE(アメリカ電気電子学会)より『IEEEマイルストーン』に認定され、阪急は同システムを共同で研究・開発してきた、大阪大学・オムロン・近畿日本鉄道とともにこれを受賞した[5]。当駅の改札口付近には、その受賞を記念した銘板が設置されている
相対式2面2線のホームを有する高架駅。盛土の軌道の延長上に線路とホームがあるため、改札口やコンコースはホームよりも下層にあり、周辺には各種商店が入居している。
終着駅にもかかわらずホームが頭端式でないのは、1970年(昭和45年)に開催された日本万国博覧会(大阪万博)への対応として行った増便により、留置線を追加したという経緯の名残である[6]。それ以前は一般的な頭端式で、2つのホームは車止めの先でも相互に行き来できた。
この留置線は、千里ニュータウンのさらに北(箕面市東部)にあり阪急グループが開発した粟生団地や間谷住宅方面への延伸を見据えたものでもあった。 箕面市今宮方面へは線路用地としての土地も確保されていた。阪急は千里山線(当時)の千里山駅と箕面線の桜井駅を結ぶ「千里山延長線」の事業免許を取得していたが、1972年(昭和47年)12月に免許を返上・廃止となり、空地も多くの箇所で転用されている。
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