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動詞

動詞は、基本的に1つの英文の中で1回は必ず使われる単語です。動詞には大きく分けて、be動詞と一般動詞があります。be動詞とは、「am」「is」「are」の3種類で、主語によってどれを使うかが変わってきます。例えば主語が「私は」の場合は「I am .」、「あなたは」の場合は「You are .」、「彼(彼女)は」の場合は「He (She) is .」です。

am…主語がI(私は)の場合のみ
is…主語がHe(彼は)、She(彼女は)、It(それは)、a boy(一人の少年)、a book(一冊の本)など、IYou以外で単数形の単語が主語の場合
are…主語がYou(あなたは、あなたたちは)の場合。また、They(それらは)、These(これらは)、Those(あれらは)、chairs(複数のイス)、You and I(あなたと私)など複数形の単語が主語の場合

一般動詞とは動きを表す言葉で、例えば、work(働く)、study(勉強する)、play(遊ぶ、スポーツなどをする)、eat(食べる)、look(見る)、like(好んでいる)等があります。

文の形

1.肯定文

基本的には主語(動作をする人)の後ろに動詞が来ます。
主語が三人称単数形(IYou以外で、単数形になっている単語)の場合は一般動詞の後ろに「三単現のs」と呼ばれる「s」または「es」を付けます。
通常はsを付けますが、「watchwatches」「teachteaches」「gogoes」など、「es」を付ける場合もありますので単語ごとに覚えておきましょう。

I am Japanese. 私は日本人です。
You are a teacher.
 あなたは先生です。
She is cute.
 彼女は可愛い。
I play tennis.
 私はテニスをします。
You like music.
あなたは音楽が好きだ。
I study English.
 私は英語を勉強します。
He works hard.
 彼は一生懸命働きます。
My father watches TV.
 私の父はテレビを見ます。

2.否定文

否定文(~ではない、~しない)では、be動詞が使われている分ではbe動詞の後ろに「not」を付けます。一般動詞が使われている分では、一般動詞の前に「dont」「doesnt」を付けます。
dontdo not)…主語がIYouの場合と、TheyTheseThoseのように複数形の単語が主語になっている場合
doesntdoes not)…主語がHeSheItのように、IYou以外で単数形の単語が主語になっている場合

I am not Japanese. 私は日本人ではありません。
You are not a teacher.
 あなたは先生ではありません。
She is not cute.
 彼女は可愛くありません。
I don
t play tennis. 私はテニスをしません。
You don
t like music. あなたは音楽が好きではありません。
He doesn
t study English. 彼は英語を勉強しません。

3.疑問文

疑問文(~ですか?)では、be動詞が使われている文か、一般動詞が使われている文かで先頭に来る単語が変わります。be動詞の文では、先頭にbe動詞が来ます。一般動詞の文では、「Do」もしくは「Does」が先頭に来ます。最後にクエスチョンマークを付けるのを忘れないようにしましょう。
Do…主語がIYou、もしくは複数形(TheyTheseThoseなど)の単語の場合
Does…主語がHeSheIt、もしくは単数形(a girlmy motherなど)の単語の場合

Am I Japanese? 私は日本人ですか?
Are you a teacher?
 あなたは先生ですか?
Is she cute?
 彼女は可愛いですか?
Do you play tennis?
 あなたはテニスをしますか?
Do you like music?
 あなたは音楽が好きですか?
Does he study English?
 彼は英語を勉強しますか?

4.命令文

命令文(~しなさい)では、主語を使いません。be動詞が使われている文の場合は、「Be」が先頭に来ます。一般動詞が使われている文では、一般動詞が先頭に来ます。be動詞の文か一般動詞の文かさえ分かれば簡単に作ることができます。否定形の命令文(~してはいけない、~するな)もあります。

Be quiet. 静かにしなさい。
Study English.
 英語を勉強しなさい。
Play soccer.
 サッカーをしなさい。
Eat an apple.
 リンゴを食べなさい。
Go to school.
学校へ行きなさい。

疑問詞

1.疑問詞とは

疑問詞とは、「何」「誰」「どれくらい」「どこ」「いつ」「なぜ」のように、疑問を表す単語を指します。疑問詞の学習では、「5W1H」という言葉がよく使われます。これは代表的な6つの疑問詞のうち、5つがW1つがHから始まる単語であることからそう呼ばれています。

5W1H
what…何
who…誰
where…どこ
when…いつ
why…なぜ
How…どれくらい(の数・量・金額)

2.疑問詞を使った例文

What is your name? あなたの名前は何ですか?
Who are you?
 あなたは誰ですか?
Where is my bag?
 私の鞄はどこですか?
When is your birthday?
あなたの誕生日はいつですか?
Why do you study?
なぜあなたは勉強しないのですか?
How many books do you have?
どれくらいの本を持っているのですか?
How much are they?
 それらはおいくらですか?
How long is it?
 それはどれくらいの長さなのですか?

疑問詞を使った文では、疑問詞を先頭に置きます。その後は通常の疑問文のように、「be動詞+主語+?」や「do(does)+主語+一般動詞+?」が続きます。
但し、Howの場合は少し特殊な形になります。Howは「どれくらいの」という数や量の程度を尋ねる疑問詞ですが、数を尋ねる場合は「How many?」、量(1個1個数えられないもの)や金額を尋ねる場合は「How much?」、長さを尋ねる場合は「How long?」というように、Howの後ろに来る単語が内容に応じて異なります。

副詞・形容詞・前置詞

1.副詞

副詞とは修飾語の一つで、名詞以外、つまり動詞や形容詞を修飾する役割があります。例えば「走る」という動詞の場合、どんな風に走るかを説明しているのが副詞です。副詞の例としては、「ゆっくりと(走る)」「一生懸命に(走る)」「上手に(走る)」などがあります。

I work hard. 私は一生懸命働きます。(主語=I/私は 動詞=work/働く 副詞=hard/一生懸命に)
You swim slowly.
 あなたはゆっくりと泳ぎます。(主語=You/あなたは 動詞=swim/泳ぐ 副詞=slowly/ゆっくりと)You speak English well. あなたは上手に英語を話します。(主語=You/あなたは 動詞=speak/話す 副詞=well/上手に)

2.形容詞

形容詞は修飾語の一つで、名詞を修飾します。例えば「机」という名詞の場合、それがどんな机なのかを説明しているのが形容詞です。形容詞の例としては、「大きな(机)」「古い(机)」「長い(机)」などがあります。

I have a big desk. 私は大きな机を持っています。(主語=I/私は 動詞=have/持っている 形容詞=big/大きな 名詞=desk/机)
Your shoes are old.
 あなたの靴は古い。(主語=Your shoes/あなたの靴 動詞=are/~である 形容詞=old/大きな)
It is long river.
 それは長い川です。(主語=It/それは 動詞=is/~である 形容詞=long/長い 名詞=river/川)

二つ目の例文のように、形容詞(old)の後ろに名詞が無い場合もあります。もし名詞を入れるとすれば「Your shoes are old shoes.」になりますが、shoesという単語が二回出てくることになりますので、二回目のshoesは省略されています。

受動態(受け身)

1.受動態(受け身)の文とは

受動態とは、「~される」という意味の文を指し、「be動詞+一般動詞の過去分詞形」で表現します。例えば「私の犬はその箱を壊します」を受動態に言い換えると、「その箱は私の犬によって壊されます」となります。
英語では「My dog breaks the box.」、受動態に言い換えると「The box is broken by my dog.」です。主語に対応したbe動詞を入れ、その後ろに一般動詞の過去分詞形をつなげます。「by ~」は「誰々によって」という意味ですので、「彼によって」なら「by him」、「彼女によって」なら「by her」、「私によって」なら「by me」と表します。

2.受動態への書き換え

He uses this book. This notebook is used by him. 彼はこのノートを使う。→このノートは彼によって使われる。
They tells the news.
The news is told by them. 彼らはそのニュースを知らせる。→そのニュースは彼らによって知らされる。
We make those cakes .
Those cakes are made by us. 私たちはこれらのケーキを作る。→これらのケーキは私たちによって作られる。

3.否定文

This notebook is not used by him. このノートは彼によって使われない。
The news is not told by them.
 そのニュースは彼らによって知らされない。
Those cakes are not made by us.
 これらのケーキは私たちによって作られない。

受動態の文はbe動詞を使っているので、否定文にする場合はbe動詞の後ろにnotを入れるだけです。

4.疑問文

Is this notebook used by him? このノートは彼に使われますか?
Is the news told by them?
 そのニュースは彼らによって知らされますか?
Are those cakes made by us?
 これらのケーキは私たちによって作られますか?

疑問文にする場合は、be動詞が先頭に来るだけで、他は何も変える必要はありません。

助動詞

1.助動詞とは

助動詞とは、その字のとおり動詞を助ける役割をする単語のことです。例えば「走る」という動詞の場合、「走ることができる(走れる)」「走らなければならない」「走っても良い」という風に、動作自体は同じですが少し意味合いが変わってきます。このように動詞を少しアレンジする役割を果たしているのが助動詞です。

2.助動詞の種類

助動詞には主に以下の単語があります。
can(~できる)
will(~しよう、~だろう)
must(~しなければならない)
should(~すべきだ) ※shallの過去形
shall(~であろう、~でしょう)(疑問文では「~しませんか」)
could(~できた)(疑問文では「~していただけませんか」) ※canの過去形
would(~であろう、~しようとした) (疑問文では)「~していただけませんか」) ※willの過去形

I can swim fast. 私は速く泳ぐことができる。
I will swim fast.
 私は速く泳ぐだろう(泳ごう)。
I must swim fast.
 私は速く泳がなければならない。
You should swim fast.
 あなたは速く泳ぐべきだ。
I could swim fast.
 私は速く泳ぐことができた。
I would swim fast.
 私は速く泳ごうとした。

助動詞は動詞の前に付けます。ここではshallを使った例文は書いてありませんが、中学英語ではshallは疑問文として出てくることがほとんどです。
Shall?」の疑問文は「~しましょうか?(~しませんか?)」という意味で覚えておきましょう。

3.否定文

これらの助動詞は否定文でも使われますが、特に「must not」は「~しなくてもよい」ではなく「~してはいけない」という禁止の意味になる点に注意が必要です。

I can not swim fast. 私は速く泳ぐことができない。
I will not swim fast.
 私は速く泳がないだろう。
You must not swim fast.
 あなたは速く泳いではならない。
You should not swim fast.
 あなたは速く泳ぐべきではない。
I could not swim fast.
 私は速く泳ぐことができなかった。
I would not swim fast.
 私は速く泳ごうとしなかった。

4.疑問文

疑問文にする場合は、助動詞が先頭に来ます。「Can you~?」は「~できますか?」という風に、相手が「できる・できない」を確認する際にも使われますが、「~してくれますか?」というお願いの意味も含まれます。「~してくれますか?」をより丁寧にお願いするときには「Could you ?」または「Would you ?」を使い、「~していただけますか?」と訳すのが良いでしょう。
Shall I ?」の文は、主語がIなので、「(私が)~しましょうか?」という意味になりますが、「Shall we ?」の場合は「we」、つまり私とあなたを含んだ「私たち」という意味になりますので、「(一緒に)~しませんか?」という訳し方になります。

Can you swim fast? あなたは速く泳げますか?(早く泳いでくれますか?)
Shall I swim fast?
 速く泳ぎましょうか?
Shall we swim fast?
 (一緒に)速く泳ぎませんか?
Could you swim fast?
 速く泳いでいただけますか?
Would you swim fast?
 速く泳いでいただけますか?

時制

1.現在形

現在形は、「私は○○する」「○○は××である」といった現在の動作や状態を表す文です。
現在形の英文で一般動詞を使う場合、主語が三人称単数形の場合は三単現のsを付けることを忘れないようにしましょう。

I am Taro. 私は太郎です。
You play tennis.
 あなたはテニスをします。
Miho studies Chinese.
 ミホは中国語を勉強します。
They like dogs.
 彼らは犬が好きです。

2.過去形

過去形は、「私は○○した」「○○は××だった」といった過去の動作や状態を表す文です。
be
動詞を使う英文ではbe動詞を過去形(was/were)に、一般動詞を使った文では一般動詞を過去形にします。

I was an English teacher ten years ago. 私は10年前英語の先生でした。
He walked slowly.
 彼はゆっくりと歩きました。
Takashi wrote the letter.
 タカシはその手紙を書きました。
She read this book.
 彼女はこの本を読みました。

一般動詞の過去形は、末尾にeddを付けることが多いですが、不規則変化をする動詞(writeswimwakeなど)もたくさんありますので覚えておきましょう。
最後の例文のreadは一見、現在形に見えますが、現在形であれば三単現のsが付いてreadsになるはずなので、ここでは過去形のreadであることがわかります。

3.現在進行形

現在進行形は「私は(今)○○しているところだ」という風に、その動作を行っている最中であることを表す文です。
現在進行形の文では「be動詞+一般動詞のing形」を使います。

I am running now. 私は今走っているところです。
You are eating lunch.
 あなたは昼食を食べているところです。
Emi is listening to music.
 彼女は音楽を聴いているところです。
They are studying science.
 彼らは科学を勉強しているところです。

ingを付ける際は、runningswimmingのように一般動詞の最後の子音を重ねてingを付けるパターンもあります。

4.未来形

未来形は、「私は(将来)○○するつもりだ」「あなたは○○するだろう」という未来に起こるであろう出来事を表す文です。
未来形の文は「will+動詞の原形」で作ります。または、「be going to ~」で表現することもできます。

I will go to school tomorrow.= I am going to go to school tomorrow.) 私は明日学校へ行くでしょう(行くつもりだ)。
He will be a doctor.
= He is going to be a doctor.) 彼は医者になるでしょう(なるつもりだ)。
Saori will practice basketball.
= Saori is going to practice basketball.) さおりはバスケットボールを練習するでしょう(練習するつもりだ)。
We will get a new textbook.
= We are going to get a new textbook.) 私たちは新しい教科書を手に入れるでしょう(手に入れるつもりだ)。

willの後ろは必ず動詞の原形になりますので、be動詞はam/are/isではなくbeを使います。また、現在形の文を未来形に書き換える際には、三単現のsを付けたままにしないように気を付けましょう。

5.現在完了形

現在完了形の文は、「have/has + 動詞の過去分詞形」で作ります。
現在完了形には以下の3つの訳し方があります。
・経験…「私は○○したことがある」 once(一回)やtwice(二回)などの回数を表す単語がよく用いられる
・完了…「私は○○した、し終えた」 just(ちょうど)やalready(すでに)など、完了したことを強調する単語がよく用いられる
・継続…「私は(ずっと)○○している」  for ten years10年間)やsince 20152015年以来)など継続期間を表す単語がよく用いられる

I have played soccer once. 私はサッカーを一度したことがあります。(経験)
She has just written her name.
彼女はちょうど名前を書き終えました。(完了)
I have been in Tokyo for five years.
 私は5年間東京にいます。(継続)

比較・最大級

1.比較級

比較級は形容詞・副詞の活用形の一つで、日本語で言うところの「○○は××と比べて~だ」という文章を作るときに使われます。
元の形容詞(原級)が「~」なら、基本的には「~er」あるいは「more ~」という形になります。また、例外的な形に変化するものもあります。例えば、「good」と「well」は「better」に、「many」と「much」は「more」になります。

Aki is tall.(アキは背が高い)
Aki is taller than Eita.(
アキはエイタより背が高い)

Here is shallow.(ここは浅い)
Here is shallower than there.(
ここはあそこより浅い)

This cup is expencive.(このカップは高い)
This cup is more expencive than that one.(
このカップはあっちのより高い)

He can type quickly.(彼は素早くタイピングできる)
He can type more quickly than her.(
彼は彼女より素早くタイピングできる)

Jeff has much money.(ジェフはお金をたくさん持っている)
Jeff has more money than Bill.(
ジェフはビルよりたくさんお金を持っている)

This T-shirt looks good.(このTシャツは良い)
This T-shirt looks better than that one.(
このTシャツはあっちのより良い)

2.最上級

最上級は形容詞・副詞の活用形の一つで、日本語で言うところの「○○は××でいちばんの~だ」という文章を作るときに使われます。
元の形容詞(原級)が「~」なら、基本的には「~est」あるいは「most ~」という形になります。また、例外的な形に変化するものもあります。例えば、「good」と「well」は「best」に、「many」と「much」は「most」になります。
文章を作るときは最上級の単語の前に「the」を付けるのを忘れないようにしましょう。

Aki is tall.(アキは背が高い)
Aki is the tallest girl in this class.(
アキはこのクラスで一番背が高い女子だ)

Here is shallow.(ここは浅い)
Here is the shallowest place in this beach.(
ここはこのビーチで一番浅い場所だ)

This cup is expencive.(このカップは高い)
This cup is the most expencive cup in this shop.(
このカップはこの店で一番高いカップだ)

He can type quickly.(彼は素早くタイピングできる)
He can type most quickly in this class.(
彼はこのクラスで一番素早くタイピングできる)

Jeff has much money.(ジェフはお金をたくさん持っている)
Jeff has the most money in this world.(
ジェフは世界一お金を持っている)

This T-shirt looks good.(このTシャツは良い)
This T-shirt looks the best in this shop.(
このTシャツはこの店の中で一番いいTシャツだ)

動名詞・不定詞

1.動名詞

動名詞とは、動詞に「ing」を付けることにより、「~すること」という意味の名詞にする用法です。例えば「walk」は「歩く」という意味の動詞ですが、「walking」は「走ること」という意味の名詞です。

I like walking. 私は歩くことが好きです。
He stopped talking.
 彼は話すことを止めました。
They finished having dinner.
 彼らは夕食を食べ終えました(食べることを終えました)。

2.不定詞

不定詞は「to + 動詞の原形」で作り、意味は「~すること」「~するために」「~するための」の3種類あります。

・「~すること」(名詞的用法)…名詞として使う用法。動名詞に書き換えることができる。
・「~するために」(副詞的用法)…副詞として使う用法。動詞を修飾する役割がある。
・「~するための」(形容詞的用法)…形容詞として使う用法。名詞を修飾する役割がある。

I like to read books.= I like reading books.) 私は本を読むことが好きです。(名詞的用法)
He practiced soccer to be a good player.
 彼は良い選手になるためにサッカーを練習しました。(副詞的用法)
This is a notebook to write Kanji.
 これは漢字を書くためのノートです。

不定詞の名詞的用法は「~すること」という意味なので動名詞(~ing)に置き換えることができますが、以下の単語について例外がありますので覚えておきましょう。

I finished studying English. 私は英語を勉強することを終えました。 ※finishという動詞の後ろは動名詞しか使えません。
We enjoy playing the guitar.
 私たちはギターを弾くことを楽しみます。 ※enjoyという動詞の後ろは動名詞しか使えません。
She stopped to smoke.
 彼女は煙草を吸うためにを立ち止まりました。 ※stop to ~は「~するために立ち止まる」という意味ですが、「stop ~ing」にすると「~することを止める」という意味になります。

3.不定詞と疑問詞

不定詞「to + 動詞」の前に疑問詞(what/where/which/when/how)を付けると以下のような意味になります。
what to ~ …何を~すればいいか
where to ~ …どこで~すればいいか
which to ~ …どれを~すればいいか
when to ~ …いつ~すればいいか
how to ~ …どのように~すればいいか(~する方法)

I dont know what to do. 私は何をしたらいいのか分かりません。
Do you know where to go ?
 あなたはどこへ行けばいいか知っていますか?
She thinks which to buy.
 彼女はどれを買えばいいか考えています。
Takashi taught me when to start the game.
 タカシはそのゲームをいつスタートすればいいか私に教えてくれました。
They learned how to make a cake.
 彼らはケーキの作り方を学びました。

関係代名詞

関係代名詞とは、文中に登場する人やものについて説明を付け加える際に使用する語句です。

<関係代名詞 主格のthat/who/whichについて>

例えば以下の2つの文があるとします。

A) I have a friend. 私には友達がいます。
B) The friend wants to be a teacher.
 その友達は先生になりたいと思っています。

この文を1つにしたい時に、以下のように関係代名詞を使って文をつなげます。

I have a friend that wants to be a teacher. 私には、先生になりたいと思っている友達がいます。

この「that」が関係代名詞です。Aの文に出てくる「a friend」とBの文の「The friend」は同じ人を示していますので、1つの文にするときにはBの文の「The friend」という主語は、thatに置き換えてしまいます。このように主語の役割をする関係代名詞を「主格」の代名詞と言います。また、このthatの代わりに「who」を使うこともできます。

I have a friend who wants to be a doctor.

whoを使えるのは、先行詞が人の場合です。先行詞とは、関係代名詞の前にある語句を指します。この例文の場合の先行詞は「a friend」です。

もし先行詞が人ではない場合は、「which」を使います。

I have a cat which has big ears. 私は大きな耳を持った猫を飼っています。

逆に言うと、「that」は「who」や「which」の代わりに使えるので、便利な語ということです。<関係代名詞 所有格のwhose/of whichついて> 以下の2つの文があるとします。

A) I have a friend. 私には友達がいます。
B) His mother is a vet.
 彼のお母さんは獣医です。

これを一つの文にすると以下のようになります。

I have a friend whose mother is a vet. 私には獣医のお母さんを持つ友達がいます。

Bの文の主語である「His」は「彼の」という意味を持つ所有格の代名詞です。文を一つにするときに、「his」の代わりに「所有格」の代名詞である「whose」を使います。
whose
は先行詞が人でもものでも使うことができます。
また、「of which」も同じ意味で、そのまま置き換えることができます。

I have a friend of which mother is a vet.

<関係代名詞 目的格のwhom/which/that> 以下の2つの文があるとします。

A) I am reading a book. 私は本を読んでいます。
B) I bought it yesterday.
 私はそれを昨日買いました。

これを一つの文にすると以下のようになります。

I am reading a book which I bought yesterday. 私は昨日買った本を読んでいます。

Bの文の「it」は、目的語(~を)の役割をしています。これはAの文の「a book」を指しているので、一つの文にしたときにitは省略します。代わりに、「目的格」の代名詞である「which」を使います。このwhichthatで置き換えることができます。

I am reading a book that I bought yesterday.

また、先行詞が人の場合は「whom」を使うこともできます。

She is the girl whom I teach English. 彼女は私が英語を教えている女の子です。

3.接続詞と関係代名詞のthatの違い

thatには接続詞と関係代名詞の役割があります。どちらのthatであるかを見分ける方法は以下のとおりです。
・接続詞のthatthatの後ろの文を切り離しても、文として成り立っている。「~であること」と訳せる。
・関係代名詞のthat…後ろの文の主語や目的語が省略されていて、thatがその役割を果たしている。

AI know that he is a famous singer. 私は彼が有名な歌手であることを知っています。
B
I know him that works in the hospital. 私は病院で働いている彼を知っています。

Aの文は、thatの後ろの文「he is a famous singer」だけを見ると「彼は有名な歌手です」という意味で、一つの文として成立しています。このthatは接続詞の役割をしています。
B
の文は、thatの後ろの文が「works in the hospital」で、主語が省略されています。つまりこのthatは後ろの文の主語の役割をする、主格の関係代名詞thatであることがわかります。

代名詞

1.代名詞とは

代名詞とは、「私」や「あなた」「彼」「彼女」「彼ら」「それ」のように、あらゆる人やものを指す時に使われる名詞のことです。例えば鈴木さんという男性を代名詞で呼ぶと「彼」、山田さんという女性なら「彼女」です。鈴木さんと山田さんの両方を指すなら「彼ら」です。机やイス、ノート等の物を指す場合は「それ」「それら」と言い換えることができます。
日本語の会話ではあまり人を「彼」や「彼女」と呼ぶことはないかもしれませんが、英語では一度名前が出てきた人物については、それ以降の会話では「彼」や「彼女」と表現するのが一般的です。

2.代名詞一覧
代名詞となる単語は限られていますので、全て暗記しておきましょう。

I/my/me/mine(私は/私の/私に・私を/私のもの)
you/your/you/yours(あなたは・あなたたちは/あなたの・あなたたちの/あなたに・あなたを・あなたたちに・あなたたちを/あなたのもの・あなたたちのもの)
he/his/him/his(彼は/彼の/彼に・彼を/彼のもの)
she/her/her/hers(彼女は/彼女の/彼女に・彼女を/彼女のもの)
it/its/it/-(それは/その/それに・それを/-
they/their/them/theirs(彼らは・彼女らは/彼らの・彼女らの/彼らに・彼らを・彼女らに・彼女らを/彼らのもの・彼女らのもの
we/our/us/ours(私たちは/私たちの/私たちを・私たちに/私たちのもの)

3.代名詞への書き換え

Mr. Sato is my teacher. He is my teacher. 佐藤さんは私の先生です。→彼は私の先生です。
This is Kenta
s pen. This is his pen. これは健太のペンです→これは彼のペンです。
I play soccer with Satomi.
I play soccer with her. 私は里美と一緒にサッカーをします。→私は彼女と一緒にサッカーをします。
You and I have pets.
We have pets. あなたと私はペットを飼っています。→私たちはペットを飼っています。

一つ目の例文は、「Mr.」という男性を表す単語が付いているので、佐藤さんは男性であることが分かります。そのため、「佐藤さんは」を「彼は」に置き換えることができます。
二つ目の文では「Kenta」という男性の名前に「’s」が付け加えられています。名前に「’s」を付けることで、「○○の(もの)」という意味を表します。

There is 構文

1.There is . の文

There is . 」は、「~がある、~がいる」を表す構文です。「There」という単語は「そこ」という意味もありますが、「There is . 」の構文では「そこは~です」と訳さないように気を付けてください。また、「そこにあるもの」が単数(一人、一つ)の場合は「There is」ですが、複数(二人以上、二つ以上)の場合は「There are」を使います。
また、「There is」の短縮形は「Theres」、「There are」の短縮形は「Therere」と表現します。

2.肯定文

There is a tree. (一本の)木があります。
There is my cat.
 私の猫がいます。
There are teachers.
 先生たちがいます。
There are flowers.
 (いくつかの)花があります。

be動詞の後ろにくる単語が単数形か複数形かをよく確認し、isを使うかareを使うかを判断しましょう。areの場合は後ろに来る単語を複数形にすることも忘れないよう注意しましょう。

3.否定文

There is not a tree. 木はありません。
There is not my cat.
 私の猫はいません。
There are not teachers.
 先生たちはいません。
There are not flowers.
 花はありません。

否定文にする場合は、be動詞の後ろにnotを付けて表現します。

4.疑問文

Is there a tree? 木はありますか?
Is there my cat?
 私の猫はいますか?
Are there teachers?
 先生たちはいますか?
Are there many flowers?
 たくさんの花がありますか?

be動詞が使われている文なので、疑問文にする場合はbe動詞を先頭に持ってきます。クエスチョンマークを忘れずに書きましょう。

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英会話教室とは?
英会話教室のメリットとデメリット
英語を学習しようと思ったときに、まず誰もが頭に思い浮かべるのが英会話教室への通学ではないかと思います。英会話教室はネイティブの講師のレッスンを生で受けられる非常に貴重な場所ではありますが、最近ではオンライン英会話やアプリなど様々な英語学習方法も出てきており、英会話教室への通学が英語をマスターするための唯一の手段ではなくなってきています。

そこで、ここでは英会話教室への通学を検討している方のために、英会話教室で英語を学ぶメリットとデメリットについて、双方の視点から客観的にご紹介したいと思います。

英会話教室に通学して英語を学習する代表的なメリット・デメリットとしては下記が挙げられます。

学習リズムを作りやすく、継続しやすい
英語学習仲間や友人ができる
ネイティブ講師と直接話すことができる
日本人バイリンガル講師の授業も受けられる
講師の指導力が高い
しっかりダメ出しをしてもらえる
体系的なカリキュラムに基づいて英語を学べる
カウンセラーに学習相談ができる

英会話教室に通学する大きなメリットの一つは、オンライン英会話や自学自習よりも学習リズムを作りやすく、英語の勉強を継続しやすいという点です。英会話教室に通学する場合は基本的に毎週のレッスンの曜日が固定になりますので、そのレッスン日を基準として1週間の学習リズムを作ることができるようになります。

この毎週決まった曜日に通学しなければいけないという英会話教室ならではの強制力は、一見不都合なように思えて実際には英語学習を継続するためのよいシステムとなるのです。

オンライン英会話の場合、毎回自分自身でレッスンを予約する形式のため、一度でもレッスンのリズムが崩れると、そのままずっと予約をせずに数か月が経過してしまい、結局は毎月の会費がもったいなくなり退会するといったフィットネスクラブのような辞め方になりがちです。

英会話スクールであれば毎週必ず通学するという習慣づけをしやすいので、結果として英語学習が長続きしやすいのです。

英語学習仲間や友人ができる

英会話教室に通うことで、同じように英語を学んでいる学習仲間や友人を作ることができるという点もメリットの一つです。英会話教室のなかでは、働く業界や役職、仕事内容はバラバラでも、英語を学ぶ生徒という点では全員が同じ立場となりますので、普段の仕事ではなかなか知り合えないような人とも仲良くなりやすく、とてもおすすめです。

英語学習を孤独に続けるのはなかなか大変ですが、仲間がいればモチベーションも維持しやすく、相手から刺激を受けることもできます。また、より親しい関係になれば一緒に海外旅行に行ったりすることもできますし、英会話教室での出会いが一生の友人や伴侶となることも少なくありません。

こうした仲間との出会いはオンライン英会話や自学自習では絶対に生まれない、英会話教室ならではの特典だと言えます。

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